中谷哲郎のドイツ日記 Vol.2 2013年1月24日

日独国土交通省による省エネ建築普及のための共同プロジェクト、スタート

 

1月13日にドイツ・ミュンヘンにおいて、日独国土交通省による省エネ建築普及のためのプロジェクトの初回会議が開催されました。

日独国土交通省の皆さまのご厚意で、私、日本エネルギー機関 代表の中谷、クラブヴォーバンのファウンダー 村上敦さん、日本エネルギーパス協会の理事 今泉太爾さんの三人で参加してきました。

 

日本からは国土交通省の関係者の方を筆頭に、IBECの村上周三先生、建築研究所関係者、ハウスメーカーさんなどの方が参加しました。

ドイツからもハンス・ディーター・ヘグナー住宅部長をはじめ、当社の提携先であるシンクタンク、エコセンターNRWのマンフレッドラウシェン社長、弊社取締役永井も参加いたしました。

 

まず、日独それぞれの専門家の発表が行われました。日本からは村上周三先生、パナソニック(燃料電池ご担当の方)など、ドイツ側はエコセンターNRWのファイト部長といった方々がそれぞれの研究結果を発表いたしました。

第一回目の会議ではそれぞれの省エネ住宅の現状を把握しあい、論点の抽出をしました。

「プラスエネルギーハウス」、「断熱改修」、「燃料電池」、「スマートシティ」、「表示制度」などが挙げられていました。

このようなテーマで省エネルギー住宅普及のために日独間で情報をシェアしていくことでしょう。このような取り組みが進んでいくことを大変うれしく思います。また何か動きがあればご報告します。